持続可能な安全ソリューション

現代社会は、このままでは持続不可能です。先進諸国は、世界規模で地球の能力を超える1.75倍もの資源を過剰に開発、消費しています。課題は明確ですが、変化は遅く限定的です。私たちボープランは、今こそ行動すべきときだと考えています。私たちはまだ、すべての答えを持ってはいませんが、何もしないよりも、始め、学び、改善するほうが良いと信じています。

悪影響を減らし、地球温暖化を止めるカギ

循環型の製品

早急な対応が求められる中、私たちは安全ソリューションに重点をおき、循環型経済の原則に沿うよう努力しています。そのため私たちは、耐久性があり、修理ができ、リサイクルできる製品を作っています:

  • 耐久性:私たちの製品は、可能な限り長くその目的を果たします。
  • 修理可能:修理と再利用がしやすいデザインです。
  • リサイクル:材料ごとのリサイクルのために、分解しやすい構造です。
3つの矢印と6つのアイコンで構成された循環型経済に関するインフォグラフィック
黄色いプラスチック片を持つ黒い手袋の手

製造

リサイクル材料の利用推進により、新規材料の利用を抑制し、二酸化炭素排出量を削減しています。 

私たちの製品がすべての技術要件を満たし、有害物質を含まないことを保証するため、自社の産業廃棄物のみをリサイクル使用しています。このクローズドループのリサイクルにより、すべての投入材料が、新規材料と化学的には同一であることが保証されます。私たちは、自社の産業廃棄物の89%をリサイクルしており、新規材料を使用した場合とくらべ、年間344トンものCO2を削減しています。

パレットトラックが黄色いBoplanセーフティバリアに後方から衝突し、衝撃で折れ曲がる図。

維持

ライフサイクルが長いほど、環境への影響は少なくなります。 

私たちのポリマー素材の特性と製品デザインによって、バリア製品やそれに衝突した車両が損傷せずに、衝撃を吸収できます。想定した条件が守られているかぎり、製品の寿命はお客様の期待を上回ります。これはコストだけではなく、CO2排出量や材料使用量も削減します。

Boplanセーフティバリアのモジュール性の図解

修理

部分的な修理ができ、不必要な製品全体の交換が避けられます。 

想定した条件を超えると、バリア製品は損傷することがあります。しかしこれは、製品全体の交換を意味しません。モジュラー設計により、破損した部分だけを交換し、残りはそのまま使用できるため、材料使用量と二酸化炭素の排出量は削減されます。

ロゴの持続可能性

私たちは、何も始めないよりは、始め、学び、改善するほうが良いと信じています。

ポリマーチューブ、ベースプレート、キャップ、ベースプレートカバーで構成されるBoplanボラードのモジュール性の図解

リサイクル

リサイクルは資源を循環させ、無駄を省きます。

リサイクルには、経済合理性のあるリサイクル手法が実証された材料を使用し、単一材料での処理ができる製品デザインが必要です。私たちの製品は、特別な装置なしで分解でき、重量換算で最大95%を既存のリサイクル・ルートに送れます。

Boplanのスローガンを掲げるBoplanバン:Ready for impact - 高性能な安全性

回収

回収プログラムは、価値の高い再製造やリサイクルを保証します。 

回収プログラムは循環経済を活性化させます。なぜなら、その製品がどのように再製造またはリサイクルできるか、メーカーが最も良く知っているからです。標準化された回収プログラムを念頭に、現時点ではご要望に応じて回収オプションを議論する用意があります。

Boplan手摺システムのモジュール性の図解

再利用

製品の再利用によって、環境への影響が軽減されます。 


工場や倉庫などでは、変化する事業のニーズへの対応が求められます。私たちの製品は、分解や組立がしやすく、再利用できるデザインです。このモジュラー設計は、長さの変更なども可能にし、再利用の可能性を高めています。 

私たちの取り組みについてさらにお知りになりたい方、ご質問やご意見は、持続可能性プロジェクトマネージャーsustainability@boplan.comまでご連絡ください。

植物で作られた矢の形の無限シンボル

コスト競争力のある循環型代替品を選択してください

あなた自身がコントロール

企業のカーボンプットプリントは、エネルギー使用量だけにとどまりません。すべての事業には、原材料、副次的な構成品やサービス、輸送などが必要です。これらのすべては、CO2の排出をともないます。これらの、いわゆるスコープ3のCO2排出量は、エネルギー使用によるものの10倍にもなります。これは、あなた自身がコントロールできます。

循環型製品を選ぶことは、企業のスコープ3排出量の削減に役立ち、それには追加コストがかかりません。コスト競争力のある循環型の代替品が存在します。交換の少なさや廃棄費を加味して総所有コストを考慮すれば、ほとんどのケースで循環型製品が有利です。